今朝の「eモーニング」で久しぶりに島田靖雄の話を聞いた。だから小沢さんは「ばらまきマニフェスト」に固執して徹底的にばらまく腹だという。現代日本の諸問題の根源は、こういう国民ばっかりになってしまった(いや、こういう国民しか政治的な力を持つことが出来なくなってしまった)と言うことにある。一部の「呉れ呉れ主義者」がニッポンを乗っ取ってしまったのだ。
ばらまき政治→カネを貰ったのが投票する→カネを撒いたのが当選する→更なるばらまき→呉れ呉れ主義者が蔓延る→ばらまき政治が蔓延る、という構図。
田中角栄が農村で始めた政治手法。これで農村が政治的経済的文化的に発言力を高め、実質的に日本を支配してしまった。ニッポンは投票は飲み食い次第という「農村ムラ社会」に回帰しつつあるのである。
小沢さんの件。政治で勝つためには手段を選ばないのは大いに結構。国民がその程度であるならそのレベルに合わせた政治手法をとらねばならない。しかし、小沢さんの問題は、そんなことまでして政治権力を握って、それから何をしたいのか、さっぱり見えないと言うこと。反米センチメンタルな発言ばかりが目立つが、小沢さんはニッポンの「呉れ呉れ体質」の是正も言っていたはず。ニッポンの「ばらまき体質」打破のために「ばらまき」をすると言うのは、ワルイ冗談である。
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